絶対に後悔しないクリニック選び❶

01 02 03 04 05

 インターネットや男性誌で頻繁に目にする「包茎」や「包茎手術」の文字。包茎の治療を行っている泌尿器科クリニックのホームページを見ると、「包茎手術は痛くはありません」「傷跡は絶対に残りません」とか「3万円で治療可能!」といったお決まりの文句ばかり。

 また、ネット上では包茎に関する様々な情報が溢れかえっているため、本気で悩んでいる人にとっては、どれが正しくてどれが間違っているのか、判断がつきにくいというのが本当のところ。

 そんなこともあってか、我が編集部にも、包茎の悩みの相談メールや問い合わせの電話が数多くかかってくる。中には電話口で切々と包茎の悩みを訴える人もいる。そのほとんどが、巷に溢れる情報のどれを信じていいのかわからないので、正確な情報を教えて欲しいというものばかり。

 年齢、性別もまちまちで、たとえば70代の高齢男性が「孫におちんちんの皮がカッコ悪い」と笑われたとか、中には「彼氏の包茎のペニスに顔を近づけると、イカ臭いんです。包茎の治療をしている良い病院を教えてください」なんていうリアルな相談を持ちかける女性もいる(笑)。

 今や男女のパワーバランスは逆転し、男の下半身を熟知する女性たちがセックスでもイニシアチブを取る傾向にある。

 そんな強い女性に「臭い」「皮被り」などと包茎のことを指摘されたら、男のメンツは丸つぶれ。それがトラウマとなってセックスレス、はたまたEDにでもなったら大ごとだ。

 そこで我が編集部は一念ボッキ、
 いや一念発起!

これまで数多くのクリニック(泌尿器科)を取材、包茎に悩む男たちの生の声を聞き、30年以上も男の下半身の記事を書き続けてきた記者の目線から、包茎手術とはどのようなものか、実際に包茎手術を行っているクリニックに対する疑問点などをまとめてみた。

 これから包茎手術を考えている人が後悔しないためにも、まだまだ陰なイメージがあり、不透明な部分の多い包茎手術の業界(泌尿器科クリニック)の実態を徹底取材

 「後悔しない泌尿器科クリニック(包茎手術)の選び方」をテーマに、当サイトで適正な包茎手術のあり方を公開するに至った。

絶対に後悔しないクリニック選び❷

 包茎手術を行うクリニックは数多くあり、その中で激しい競争が展開されている。

 手術費用の値下げ競争も激しさを増していて、帳尻を合わせるために人件費を抑えようとするクリニックも多いようだ。

 その影響で技術レベルの低いアルバイトの医師に手術の執刀を任せたり、ホームページに医師の写真、プロフィールが明記されていなかったり、経歴が曖昧だったり、中には医師の存在すら見えないところもあるという。

 このようなクリニックは信用性が低いと考えほうがよさそうだ。

 そこで、包茎手術を専門に行っている

・青山セレスクリニック

・ABCクリニック


・上野クリニック


・メンズサポートクリニック


・東京ノーストクリニック

5医院にその点について質問をぶつけてみた

「すべての方にご満足いただける医療を提供」というキャッチフレーズを掲げる青山セレスクリニック

 当院では対応するドクターはすべて顔写真、経歴を公開しております。
 手前味噌ですが、サイトの医師紹介というページをご覧になって、他の病院の先生と出身大学や包茎手術の実績、経歴を比べていただければ一目瞭然だと思います。

 他のクリニックさんの中にはお医者さんの顔が出ていないところもありますからね。
そういった観点からきちっとした病院を選んでいただくといいと思います
(青山セレスクリニック)

男性専門が売りのABCクリニック

 当院はしっかり実績を積んだドクターが包茎の治療を行います。
来院の際に実績をお知りにないたいということであれば、お見せします
(ABCクリニック)

テレビCMも放映してチェーン展開の上野クリニック

 全国15カ所の医院がありますが、すべて包茎専門の熟練の医師が対応をさせていただいております。
ほとんどの先生がかなり長くやられている方ばかりです
(上野クリニック)

かなり長くやられている」とは、少々曖昧な回答とも思える。
 
 ABCクリニックのHPには顔写真はあるものの、どうやらドクターではなくモデルさんを使った写真をアップしているようだ。

 上野クリニックも一部のクリニックを除く他の分院では、医師の写真が掲載されていない
ことが確認できた。

美しく自然な仕上がりをモットーにしているメンズサポートクリニックの場合。

 新宿と横浜の2エリアで展開している当医院は、それぞれに医院長の顔写真と経歴を公式ホームページにて公開しております。
医院を選ばれる際の1つの参考にしていただければと考えます。
(メンズサポートクリニック)

 ホームページには新宿院、横浜院共に医院長の顔写真、プロフィールが掲載されていた。

また、電話での対応では新宿院の葉山医院長が自らご回答いただいた。

 医師は高圧的で上から目線の方が多い中、電話越しの葉山院長は優しい口調で、物腰が柔らかい印象だった。

開院30年という東京ノーストクリニック

唯一、回答なし。

 回答いただけない理由は不明だが、ホームページを見る限り医師では無い様だ。

チェーン展開しているクリニック
のほとんどは、各地域の分院が独立の立場を取っているケースが多い。

 したがって、各クリニックの医師の治療テクニックにはバラつきがあり、どこのクリニックでも同じ質の包茎手術が受けられるかどうかは疑問が残るところだ。
 
 また、クリニックの医師の存在がはっきり見えないという点については、“名義貸し”の存在も見え隠れする。

以前、都内の美容クリニックで、勤務実態がないのに、院長として名義を貸していたという事件があった。このクリニックをめぐっては、それ以前にも医師免許を持たない元事務長が手術を行った罪で、逮捕・起訴されている。

 最近は医師の名義貸しは厳しく規制されているがようだが、業界の生き残り競争の中ではこういった行為も、まだ皆無とはいえないようだ。

 また、包茎手術を扱うクリニックのホームページには「完全個室」「清潔な院内」などと書かれているものが多いが、実際に行ってみると、「イメージとはまるで違っていた」なんていう声を聞くことがある。こういったクリニックも要注意

 一つの例として男性専門の某クリニックのHPを覗いてみると、院内の待合室、カウンセリング室、オペ室、医療機器といった設備や最寄駅からのアクセス(経路)を写真を使って丁寧に紹介されている。

 このように情報を細かく公開しているクリニックは信用性が高いと考えてよさそうだ。

絶対に後悔しないクリニック選び❸

 泌尿器科クリニックのホームページを覗くと、「痛みがない」「無痛」といった言葉をよく目にする。痛くないとは何を指すものなのだろうか。
 
実際に包茎手術を受けたことのある人に話を聞いてみた。
 
 「手術中は局部麻酔のおかげでまったく痛くなかったね。でも、包茎手術をして間もなく、局部がズキズキし始めたのよ。
痛み止めの薬をもらったので、常に痛みがあったわけではないけど、ときどき痛くなったり、また亀頭部分も赤く腫れてきたんだよね。
痛みや腫れが取れたのは3、4日経ってからだったな
」(会社員・28歳
 
 と体験者が言うように、麻酔を使用するわけだから手術の際に痛みがないのはむしろ当然のこと。

 ホームページなどのキャッチコピーで必要以上に「痛くない」と強調するのは、あたかも麻酔が覚めた後も痛みを感じないというイメージを抱かせかねない

 この手のコピーには若干の違和感(疑問)を感じるが、実際のところはどうなのだろうか。

ABCクリニック、青山セレスクリニック、東京ノーストクリニック、メンズサポートクリニック、上野クリニックに「痛み」についてメールや電話で問い合わせてみた。

 当院では減痛治療に取り組んでおります。

麻酔に関しては、注射の際に痛みを感じるんじゃないかと思われる方も多いようですが、肌の温度に合わせて調整していますので、痛みはあまり感じないようになっています。

 手術後は痛みがゼロということではありませんが、お薬も処方いたしますので日常生活に支障が出ることはありません。
 
 たとえば自転車で来て、自転車で帰られる方もおられます。詳しくはHPをご参照ください

 皮の表面に局所麻酔をかけますので、その際にキュッキュッとつねられたぐらいの感覚があります。

 麻酔が効くことで痛みを感じることなく治療をお受けいただけます。

 手術中は痛いことはありませんし、手術後に少し痛みはでますが、痛み止めをお渡ししますので大丈夫です。

まったく痛みのない完全無痛麻酔をご希望の場合は治療4時間前から飲食禁止となります。
 
 料金は50,000円+税となります。実は私も包茎手術を受けてるんですよ

と回答いただいたスタッフ。

 麻酔は細い針で注入しますので痛がる人はいないですよ。

もちろん手術中は麻酔が効いてるので痛くないです。麻酔が切れた後、多少痛みを感じる人もいますが、3時間ぐらいで収まります。

開腹手術と違って範囲が狭いですから、痛みが出てもきついほどではありません

 当院では患者さまの痛みと不安を和らげるために複数の麻酔を組み合わせて治療を行っております。

具体的にはテープ麻酔、スプレー麻酔、背面神経ブロック麻酔、治療部浸透麻酔、MSCブレンド麻酔の5段階麻酔を行い、感覚がないことを確認した上で、専用の極細注射針により麻酔薬をペニスに注入していきます。

そのため、包茎治療においてオペ中はもちろんのこと、麻酔注射時の痛みもほとんど感じることはございません。

術後に麻酔の効果が薄れて痛みが気になる方には痛み止めも無料で処方しておりますが、服用する方はほとんどいっらしゃらないようです。

当院は痛みに非常に弱い方でも安心して治療をお受けいただけます

 ほとんど痛みはないとお考えください。当院では初めにスプレーなどを用いて段階的に麻酔を行った上で施術しております。
 
 手術後の痛みに関しましても、軽い鈍痛は出てきますが痛み止めを処方しておりますので、気にならない程度となります。

 痛みに対するご不安は皆様共通の懸念要素ではありますが、手術前に『痛みに弱い』と話されていた方でも、特に問題が生じたことはありませんのでご安心ください

 全ての医院で共通して、結局のところ痛くないのは手術が行われている間だけで、術後はある程度の痛みは覚悟しなければならないというのが結論ようだ。

 各医院で麻酔の方法は異なるが、取材した印象では患者の痛みに対して一番考えているのはメンズサポートクリニック麻酔方法が5段階で痛みに弱い人でも安心して受けられる印象であった。

 次点で上野クリニック。

こちらはメンズサポートクリニックほど具体的な回答ではなかったが、段階的に麻酔は行っているとのことだった。

絶対に後悔しないクリニック選び❹

 さて自由診療のクリニックで包茎手術を受けた場合はどのくらいの費用が必要なのだろうか。

その点についても電話で聞いてみた。※文章中の料金はすべて税別。

 軽度の包茎であれば70,000円で行なっております。

剥くことはできるけど、日常的に皮が被っている包茎の方は重度の仮性包茎やカントン包茎という扱いになるので120,000円(税別)です。
 
 亀頭直下法といって業界で一番仕上がりがキレイと言われている手術方法で行います。

 通院は基本的に必要ありませんが、溶ける糸と抜糸式がありまして、抜糸式を選んでいただいたほうが傷跡が目立ちません。

 その場合は費用がプラス30,000円で抜糸に来ていただく必要があります
(青山セレスクリニック)

 仮性包茎ですとクランプという医療機器を使って行う包茎手術が50,000円。ドクターの手で行う包茎の治療が100,000円です。

 医療機器といってもメスで行う包茎手術と変わりはありません。特に仕上がりとかの違いもありません。

ただし、包茎の程度によって対応も変わってきますので、来院の際に包茎手術の症例写真等をお見せして患者様と相談した上で治療方法で決めていただきます。
(ABCクリニック)

 包茎の症状に関係なく包茎手術の基本料金は72,000円です。これは2週間後に抜糸が必要なタイプの治療です。

 溶けてなくなる糸を使用して、1日で終わるタイプは100,000円となります。

どちらの包茎手術も内容は変わりません。ただし、医師の診断によって包茎に少し癒着があると認められた場合は基本治療以外の技術が必要になるので、通常の包茎手術の他に110,000円の加算料金が発生します。
(上野クリニック)

 さすが知名度バツグンの上野クリニック。どの包茎の症状でも同一の基本料金とは太っ腹。
と、喜んでいいものか。
 包茎手術のオプション治療の料金が高額なのが少々気になるところ。

 患者様の希望によって包茎手術の料金は多少違いますが、基本的に環状切除で70,000円です。

 包茎の症状によっては包皮の切除後に傷が目立ってしまう人もいます。

 そういう場合は美容形成の治療を加えることによって傷が見えなくすることができます。

 患者さんのご希望によりますが、美容形成に50,000円とか100,000円をかける人が多いですね。
(ノーストクリニック)

 当院の包茎手術の費用は全てホームページに記載されている通りでございます。

 仮性包茎、カントン包茎、真性包茎の術式による費用の違いはございますが、ご来院して費用が吊り上がることや、手術中、手術後に費用が変わることも絶対にございません。

 また、吸収糸、抜糸が必要なナイロン糸を選択されて費用は変わりません。

 当院としては抜糸に必ず再来院いただけるのであれば、仕上がりが綺麗になりますナイロン糸をおすすめしております。
 
 万一、吸収糸で溶けきれない場合などの場合でも無料で抜糸対応いたします。
(メンズサポートクリニック)

 使用する糸で唯一、費用が全く変わらないのがメンズサポートクリニック

 しかも、明らかに抜糸が必要なナイロン糸の方が、クリニック側として面倒だと思うのだが、仕上がりが綺麗になる理由として、わざわざナイロン糸をすすめられた。患者の事を第一に考えてくれているのが良くわかる。

 ということで、「痛み」とおおまかな「治療費用」に関しては電話、メールでのやり取りである程度把握することができた

 だが、HPなどに書かれている「完全個室」「清潔な院内」といった内容や、料金についての回答には大いに疑問が残るところ。
 
 ならば、医療の現場を実際に目で見て、直接話を聞いて真相を確かめてみよう!ということで意見が一致した。

 各クリニックに潜入するにあたり、白羽の矢が立ったのが、包茎でしかもチェリーボーイだというA記者(24歳)。

まさに適任者である。

彼が患者になりすまし(言い方は悪いが)治療の現場を直撃することになった。

▼▼▼▼▼▼ 続きはこちらから ▼▼▼▼▼▼

 包茎手術の料金をめぐってはトラブルも多く、国民生活センターには数々の苦情や相談が寄せられている。

同センターでは注意を呼びかけ、ホームページではこんな相談事例が紹介されている。
 
インターネットで『包茎手術70,000円』という広告を見てクリニックに行ったところ、保険診療外の特殊な包茎の治療が必要と言われ約1,200,000円の契約をし、その日のうちに包茎手術をしたが、後日別の病院で保険の適用内で包茎手術できたことを知った。納得できない。
 
 さらに国民生活センターでは、「緊急性のない包茎の施術に対し、医療機関を受診したその日に施術を受けるのはやめ、医者の説明、内容、金額に納得できたかを検討」といった内容で注意を促している。

絶対に後悔しないクリニック選び❺

 包茎手術に抵抗を持つ人の多くは、できれば手術をせずに悩みを解消できないものかとも思う。
に包茎手術をしないと包茎の症状は治らないものなのだろうか? 泌尿器形成の専門医に聞いてみた。

 「包茎はそのままにしておく限り自然に治るものではありません。包茎にはいろいろなデメリットが考えられます。
私は包茎手術をお薦めする理由として、心理面の影響を第一にあげさせていただいております。

自分が包茎だというコンプレックスによって女性に消極的になったり、大事な営みであるセックスがうまくいかなくなることもあります。
包茎手術をすることでコンプレックスから解放され、自信にもつながるのです。

たとえ軽い包茎であっても、放って置くことによって生じるデメリットを考えると、包茎手術で余分な皮を取り除いてしまうのが懸命と考えます。」

 たかが包茎、されど包茎。精神面、衛生面、実践面のことを考えるならば包茎手術という選択肢は決して間違ってはいないようだ。
 
 そこで気になるのは、包茎手術健康保険が適用されるか否かということ。
一般的に包茎手術といえば“保険適用外”というイメージが強いが、健康保険が適用される場合もあると聞く。
 
 その点についてノーストクリニックのスタッフが電話でこう答えている。

 「包茎手術には健康保険証が使える場合と自由診療などがあります。保険適用なのは基本的に真性包茎とカントン包茎です。一部の大きな病院では包茎手術にも保険が適用されているころもあるようですが、包茎の治療は保険の点数が低いのと手術のリスクを考えて一般の病院では包茎手術をあまりやりたがらないようですね。もちろん、仮性包茎は病気ではないので保険の適用外です。当院のような包茎を専門に扱う病院で包茎手術(自由診療)を受けることになります。」

 一方、健康保険の適用範囲で包茎治療を行なっている病院にも話を聞いてみた。
 そうすると、こんな答えが返ってきた。

 「当院では真性、カントン包茎には健康保険を適用しています。以前は主に泌尿器科で手術が行われていましたが、今は治療費の点で割に合わないこともあり、保険適用で行なっている病院は限られているようですね。
手術では局所麻酔を施して余分な包皮を切除し、傷跡ができるだけ残らないように丁寧に縫合します。

ただし保険医療では限界があります。保険診療の立場として本音を言わせてもらいますと、傷跡を残さず見た目に綺麗な仕上がりを考えるならば、包茎を専門に扱い、数多くの実績のある自由診療の病院をお勧めします。
 患者さんの満足度に大きな違いが出ると思います(泌尿器科医)

 というように、包茎手術健康保険の適用には範囲がある

たとえば健康を害する可能性がある包茎や機能的に障害をきたす包茎の場合は適用。一方、見栄え(ツートンカラーや傷跡などを考慮した包茎の手術は適用外と考えた方がよさそうだ。

 傷跡を残さず、綺麗な仕上がりを考えるなら包茎手術を専門に行う自由診療の形成外科クリニックにお願いすることになる。自由診療である以上、包茎の余分な皮を取り除くというだけではなく、傷跡が残らないなど仕上がりが綺麗なことも条件となる。

 それには執刀医の経験と技術力の差が包茎手術では大きなポイントとなりそうだ。

絶対に後悔しないクリニック選び❻

 自由診療である以上、クリニックによっては、包茎の手術費用にある程度の差が出るのは仕方ないことだとは思うが、言葉巧みにオプションを持ちかけ契約を結ぶというやり方には問題ありだ。

 そういった半ば強引なやり方の裏には、各クリニックの内部事情が見え隠れする。

その一つとして、広告にかかる費用の問題がからんでくる。
 
 包茎手術を専門に行う大手のクリニック(チェーン展開する)の中には莫大な広告宣伝費をかけているところも多い。

テレビCMであれば地方CMが月200万円ぐらいだが、全国ネットとなると軽く月1,000万円を超えることもある。

 その他にも雑誌広告、交通広告、各種看板等々。

 また、Webの検索エンジンを利用した宣伝手段として「SEO対策」と「リスティング広告」の需要も増えている。

 たとえばGoogleやYahooといった検索エンジンで「包茎」「包茎手術」と検索すると、画面上には包茎に関連するクリニックの名前がズラっと表示される。

 自分のところの順位が少しでも上位にくるような取り組みを業者に依頼するのがSEO対策の有料システムだ。

包茎」のようなポピュラーな検索ワードだと月に100~150万円ほどかかるといわれている。
 
一方、インターネット広告の中で最も効果が高いともいわれるのが「リスティング広告」(検索連動型広告)という有料のサービスだ。リスティング広告とは、ユーザーが検索したキーワードに連動してSEO検索結果の上に表示される広告枠のこと。
 
 ユーザーがクリックするごとに広告主に費用が課金
されるのが特徴である。

 多いところでは月額1,000~3000万円も支払っているクリニックもあるそうだ。

 SEOもリスティング広告もWebサイトの中身に関連するキーワードで検索したユーザーのアクセス数を増やすという目的は一緒だが、それぞれにメリット、デメリットもある。

リスティング広告は入札制ではあるが、お金さえ出せばスピーディーに検索結果の上部に広告を表示させることができ集客も期待できる。
 
 また、レスポンスが悪ければボタンひとつで配信を中止することができるといった手軽で早いといったメリットもある。
 
 一方で、「ユーザーが目を引く広告文」にしないと無駄なクリック数が増えるばかりで効果が上がらないというデメリットも。
 
 SEO対策のメリットは、上位に表示されるとクリック率が高くなるので、場合によってはリスティング広告を上回る集客効果が期待できるという。
 
 だがその反面、検索結果を上位に表示させるためには多くの時間が必要で、短期間では効果が見込めない。また、かなりのコストと手間を要することになる。

 しかも、どれだけSEO対策を行ったとしても、確実に上位に表示されて数多くのアクセスを集められるとは限らないというリスキーな面もある。
 
 いずれにしても、これらを考えると広告宣伝費にかける予算は、想像をはるかに超える額といえる。 

 「この業界も価格競争がかなり激しくなっていますので、チェーン展開している大手のクリニックさんなどは知名度を高めるためにテレビCMなどの広告費にかなりの予算をかけているようですね。 当院の場合は高額な広告費をかけない分、患者様へのインフォームドコンセントを第一に考え、治療内容、料金を十分に理解していただいた上で最良の包茎手術をご提案しています。 まずは信用第一の業界ですから」

と公言するのは前出の泌尿器形成の専門医。

包茎手術を行う一部のクリニックには、メディアの広告で極端に安い料金を謳って患者を引き寄せ、クリニックに行くと包茎手術のカウンセラーと称するスタッフが、巧みな言葉で高額なオプション治療を押し付けるという噂もある。

絶対に後悔しないクリニック選び❼

 包茎手術にはいろいろな方法があり、各クリニックがそれぞれ得意のテクニックを駆使してオペを行なっている

 ただし、包茎手術はさほど大がかりな手術ではないが、ペニスという身体のデリケートな部分にメスを入れるだけに抵抗を感じる人も少なくない。

 そこで、「切らないで包茎を治したい」という思いを反映させて「切らない包茎手術」を実践するクリニックもある。
 
 その方法は、余った包皮を根元で縫い付け、接着剤で固定して亀頭を露出させた状態を維持するというもの。

美容形成で二重瞼を整形する方法を包茎の治療に応用したものと考えられる。

 切らない包茎手術のメリットは施術時間の早いことと、亀頭を覆う皮を切除する手術よりも費用が抑えられるということ。

 一方、デメリットとしては、ある程度の時間が経過すると元の包茎の状態に戻ってしまう事。つまり極論を言うと一時しのぎ的な方法といえるかもしれない。
 
 ところがちょっと視点を変えた方法で、切らずに包茎を治し、さらに剥けた状態を保つことのできる方法があるという。
 その方法を実践するのがメンズサポートクリニック葉山院長が説明する。

 当院では『無切開固定法』という“切らない長茎術”を確立しました。ペニスには露出している部分以外に体内に埋まっている部分があります。これを特殊な技術で、引き出して長くするのが長茎術です。
この治療の大きな特徴としては、引き出す際の反作用によって軽度の包茎なら同時に治すことができます

タップするとサイトにジャンプします

 メスを使わないので、患者の負担も少なくて済む。しかも長く、逞しくなって包茎も改善されるとなれば、まさに一石二鳥の効果
 
 ただし、切らない長茎術は“軽度の包茎”にのみに適用と、あくまでも範囲が限られている。どんな包茎の症状にも適応する治療といえば、やはり余分な皮を取り除く包茎手術ということになる。
 
 仕上がりがキレイで傷跡が残りにくいという点で評価が高く、多くのクリニックで採用されているのが、亀頭直下法(切開法・埋没法)というメソッドだ。

 簡単に説明すると、ペニスのサイズに合わせて亀頭の下の部分の包皮を切除し、亀頭下部で皮を縫合して包茎の改善をはかるというもの。

 メンズサポートクリニックで行われている方法を例として挙げてみよう。
 
 「当院では最先端の「亀頭直下埋没法」で包茎手術を行っています。患者様一人一人の包茎の状態、ペニスの形状に合わせた精密なデザインにより、傷が亀頭環状溝に隠れるように亀頭の直下の包皮の処置を行います。麻酔については、手術時の痛みを最小限に抑えるため、段階を踏んで麻酔を行います。
 
 また、包皮の余り具合を精密に測定する3次元精密作図法で作図、さらに精密かつ丁寧な縫合によって手術跡がほとんどわからないほど、美しく自然な仕上がりを実現させます。
 
 これは見た目を重視する美容外科的手法と機能性を高める形成外科的手法を融合させた最先端の治療方法と考えます」
(葉山院長)

タップするとサイトにジャンプします

 この亀頭直下法は、どこをどのように切除するのかという判断がとても難しく、医師の経験と高度な治療技術を必要とするという。

 大げさなことではなく、ミリ単位の計測の狂いが仕上がりに大きく響いてくるのだそうだ。

 その点、メンズサポートクリニックは、これまでに3万症例以上という包茎手術の実績を持つ男性専門のクリニック

 全国的なチェーン展開はせず、東京と横浜の2院の院長(葉山医師、屋比久医師)がそれぞれ直接オペを担当している。つまり院長自らが責任を持って包茎手術を行うというのが同院のポリシーだそうだ。

絶対に後悔しないクリニック選び❽

 包茎手術を受けに行ったところ「女性のスタッフに対応されて、恥ずかしい思いをした」という声を聞くことがある。

 そこで、いくつかのクリニックに聞いてみると、「ドクターを含めてスタッフは全員男性です」と答えるクリニックがほとんど。

 ただ、その中で1医院だけ女性スタッフもいるとのことなので、その理由を聞いてみた。
 
 「当院は美容外科も併設しておりますので、女性スタッフもいます。

正直言って看護師は女性のほうが患者様への介助が細やかで結果がとてもいいです。それだけはご容赦ください
」(青山セレスクリニック

 というように、男性専門のクリニックであればスタッフは男性のみだが、女性の美容整形を扱うクリニックでは、女性スタッフがいることは止むを得ないことかもしれない。

 だが、中には女性スタッフを好む人もいるかもしれないので、どちらを選ぶかは本人の自由。

 ともあれ、包茎という下半身の悩みだけに、行ってから恥ずかしい思いをするよりは、事前に確認してから出向いたほうがよさそうだ

 男性の下半身の記事を長いこと書いていると、この業界(包茎手術・泌尿器科クリニック)も徐々に変化していることがわかる。

 今回いろいろ包茎のことを調べて、私なりに「後悔しないクリニックの選び方」を検証してみた。

 少々大げさに聞こえるかもしれないが、包茎手術は一生に一度の治療なので、これから包茎手術を受けたいと考えている人にとって、このサイトが参考になれば幸いである。